地球の未来のために、森の力を再発見してみるのはいかがでしょうか?

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森 力
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森の力と逆転の発想!
2007.08.02
森の力
森の力は一般的には幹の建築材料等の木材としての資源力か、葉による二酸化炭素を吸収する環境対策の資源力として捉えることが多いと思います。
このことから森の資源を守る活動は、木材の有効活用や、酸素が豊かな森を体験するツアーなどが盛んに行われています。
守ろう.netは森が育む土の力に目を向けています。
森の土はいろいろな種類の葉や野草と多くの微生物が豊かな腐葉土を生んでいます。
森の土の力は、森で育つ山菜を畑や庭に植えなおしても、なかなか同じようには育たないことからも証明されます。
食材と土の関係
現在我々が口にする野菜は、日本のみならず海外の畑で育っています。
販売価格を抑えるためには、機械化を進めたり、大量の農薬を散布するなどの手段がとられています。
機械化を進めた畑の土には、化学肥料が大量に使われます。そして大量の農薬がしみこんでいます。
野菜は土からこれらの成分を吸収し成長して、我々の食卓に上ります。
今国内では、中国野菜の問題がクローズアップされ買い控えがおきています。しかし、中国国内ではさらにシビアな対応を消費者が行っていると報道されています。
野菜は収穫された場所により、栄養価や危険性が大きく異なる食材だということを自覚する必要がありそうです。
逆転の発想
野菜は畑で作るものという考えを逆転して、森で作ったらどうでしょうか?
もともと野菜は森や野原の野草として起源を持っています。
森の土の力を借りてスーパー野菜が生まれる可能性があります。
ただし、収穫量は大幅に減少しますし、手間もかかります。
反面、森の日照状態や植生によって、その場所でしか作れない野菜が生まれる可能性があります。
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