かつてのエコノミーアニマルは日本、時代が代わり血眼に森林伐採を行うのは

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森林伐採 エゴ
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森林伐採の現実
2007.10.22
「環境スペシャル地球破壊3!中国編!
筑紫哲也氏のNEWS23で「環境スペシャル地球破壊3!中国編!"巨龍発熱"」を放映していました。
この番組の中でアフリカのモザンビークの森林が中国人指導による伐採で近い将来消滅するかもしれないという報道がありました。
モザンビークは2002年初頭の相次ぐサイクロンにより600人を超す死者と200万人を越す被災者と、20%を越す田畑の冠水に見舞われたことがあります。
このサイクロンの発生は地球温暖化の影響と一部で言われています。
皮肉なことに、森林伐採が地球温暖化を促進することが分かっていながらも、わずかなお金を稼ぐために、伐採業者の働き手として、自らの森を破壊する仕事をしています。
中国の自国森林伐採の規制
中国は国内の森林伐採による大洪水から、森林伐採を規制しました。
このため、需要に応えるために海外からの森林輸入を促進し、AFPニュースによれば、「世界で伐採される木材の10本に6本は中国に向かう」6割の木材が中国に輸入され、家具や建材に加工され、一部は日本に輸入されています。

この記事は『中国の違法伐採で消滅の危機に直面するミャンマーの森林』というタイトルが付いています。
記事の中で、次のように書かれていました。

『10年におよぶ乱伐によりミャンマーの森林は急速に縮小し、中国の雲南(Yunnan)省からやってきた業者は伐採可能な森林を見つけるのにも苦労していると話す。 「数年前までは、数日歩けば森林を見つけられたが、いまでは、少なくとも1週間は探す必要がある」と近隣の町Ruiliの伐採業者は語る。』

次に消滅するのは、モザンビークの森林なのでしょうか?
テレビ報道の中で、中国の業者に「森がなくなったらどうしますか」という問いかけに対して「また別の森へいくよ」といった内容の反応をしていました。
エゴの拡大
お金を設けるためなら手段を選ばない人達、決して中国人だけではありません。
木材の輸入はかつて、日本が行っていたことですし、食肉偽造などの手段を選ばない金儲けは日本国内にも蔓延しています。

地球温暖化の問題は、自分さえ儲かればいいというエゴ、自国さえよければいいというエゴ、さまざまなエゴにより加速しています。
とても耳障りの良いグローバル化が、このエゴを拡大しています。
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